筑豊電気鉄道株式会社は北九州市の副都心・黒崎から中間市を経て直方市を結ぶ西鉄グループの鉄道会社です。1956(昭和31)年の開業当時、自社車両を保有せず西鉄北九州線より借り入れた車両と同線からの乗り入れで運行され、その当時の車体色が「西鉄マルーン&ベージュ」でした。
1975(昭和50)年に西鉄福岡市内線と西鉄北九州線の2両連接車を購入、3両連接車に改造し1977(昭和52)年に2000形として運行を開始しましたが、その時の車体色が「黄電(きなでん)」でした。
黄電2000形は後に、「トレインボー電車」として7編成全てが順次車体色を変更し、2009(平成21)年に黄電塗装は姿を消しましたが、2018(平成30)年11月、最後に残る2003号の車体を開業当時塗装「西鉄マルーン&ベージュ」と初代2000形塗装「黄電」の2パターンで塗り分けて復活!人気を博しております。