1/48 傑作機シリーズ No.122
1/48 グラマン F-14A トムキャット (後期型) 発艦セット
1/48 SCALE GRUMMAN(R) F-14A TOMCAT(TM) (LATE MODEL) CARRIER LAUNCH SET
【発売日決定】2021年11月20日(土)ごろ発売9,680円(本体価格8,800円)
全長=398 mm 写真はキットを組み立て、塗装したものです
【 主翼をはじめ多数の専用パーツにより発艦シーンを再現!! 】 1973年の配備開始から2006年の退役まで、世界最強の艦上戦闘機として飛び続けたのがアメリカ海軍のF-14トムキャットです。強力なレーダーと長射程のミサイルを組み合わせた艦隊防空戦闘機として開発。その中でも最初の量産型で最も多く生産されたのがF-14Aです。A型はその長い運用期間の間に機体各部に様々な改良が加えられました。後期型に分類される1980年代後半以降のF-14Aは多くの機体が信頼性の向上したエンジンを搭載し、機首下には望遠カメラポッド(AN/AXX-1 TCS)を装備して遠距離目標の拡大表示を可能にしました。さらにウィンググローブ前方下面に敵のレーダー波を妨害するAN/ALQ-126 ECMアンテナを追加。3種類のカメラが搭載されたTARPS(戦術航空偵察ポッドシステム)を運用するための改修が一部の機体に施されています。また、1990年代初めに地上攻撃能力を持たせる改修が始まり、胴体下に通常爆弾が搭載可能になりました。その後、AN/AAQ-25ランターン目標指示ポッドを装備することで、レーザー誘導爆弾も運用できるようになり、F-14Aは様々な任務をこなせるマルチロールファイターとしてアメリカ海軍を支えたのです。F-14が空母から発艦する際には、蒸気式カタパルトの補助が必要になります。機首を下げた前傾姿勢でカタパルトに連結され、可変する主翼を最前進位置まで展開し、前縁スラットとフラップをフルダウンにして発艦に備えます。また、発艦作業は多くの飛行甲板要員に支援され、中でもカタパルト士官(シューター)はカタパルト射出作業を指揮し、発艦の最終指示を出す重要な役割を担っているのです。
【 模型要目 】 ★全長398㎜、全幅408㎜。動翼を作動させた主翼や縮んだ前脚柱など、カタパルトから射出直前のF-14を再現するために欠かすことのできないパーツに加え、空母の航空甲板をリアルに表現した紙製シートも用意し、緊張感あふれる発艦シーンが楽しめます。★前脚柱に取り付けるカタパルトスプレッダー(シャトル)は2種類が選べます。★左右の主翼を支える主桁パーツは堅牢な一体成形で用意しました。★カメラ付きチンポッドや電子戦アンテナなど後期型の特徴を忠実にモデル化。★通常爆弾やレーザー誘導爆弾をはじめランターンポッド、偵察カメラポッド、後期型の空対空ミサイルなど兵装類を豊富にセット。★射出座席や主計器板、サイドコンソールなどもA型の後期仕様を余すことなく再現。★後期仕様の装備を着用した搭乗員の人形2体付き。
空母の甲板上で可変翼を最前進位置まで展開して、カタパルトで射出直前の迫力あるシーンを手軽に再現できます。
甲板上で発艦のサインを出すカタパルト士官の躍動感あふれるポーズが魅力。
航空甲板のディテールをリアルに表現した甲板シート(紙製、サイズ460mm×276mm)
F-14Aトムキャット(後期型)用の専用パーツ。主翼は最前進位置まで展開して前縁スラットとフラップをフルダウンにした状態を再現できます。
発艦シーンやF-14A後期型の特徴を再現する機体各部やコクピット内部、人形など多数の専用パーツを用意しました。
主翼は前縁スラットとフラップを別パーツとして展開した状態をモデル化。
可変翼の後退時にオーバーフェアリングと重なる部分にできる、同心円状の汚れ模様を表現したエフェクトマークを用意。実感ある汚れ塗装を手軽に再現できます。
左右の翼をつなぐ一体で成形した堅牢な主桁パーツ。主翼を正しい角度で固定し確実な組み立てを実現します。(写真のパーツは塗装してあります)
F-14A後期型の特徴である機首下面に装備した望遠カメラポッド(AN/AXX-1 TCS)も見どころ。
発艦時の機首が下がった状態を再現できる短縮した前脚柱に加え、カタパルトスプレッダー(シャトル)は2種類を用意。
前脚を収縮させ前傾姿勢になった発艦直前の迫力あふれるシーンが楽しめます。
キャノピーはスライド金型によりバブル型の断面を再現。
機首左側面にある20㎜ガトリング砲の発射ガスを機外へ逃がすためのガス抜きパネルは3種類を用意。製作するマーキングに合わせて選択できます。
搭乗員の人形はバイザーカバーがないヘルメットなど、後期仕様の装備品を着用したタイプをセット。マーキングに合わせて2種類を選択できます。(写真のパーツは塗装してあります)
射出座席のクッションは2種類。F-14A後期型に多く見られるシンプルな形状のパーツ(写真右側)も用意しました。(写真のパーツは塗装してあります)
計器板やサイドコンソールパネルは製作する機体に合わせて選択可能。F-14A後期型のコクピットの特徴を細部まで再現できます。(写真のパーツは塗装してあります)
ウィンググローブ前方下面に増設されたアンテナ(AN/ALQ-126 ECMアンテナ)のフェアリングも忠実にモデル化。
主脚のホイールは機体の仕様に合わせて2種類を選べます。
空対空ミサイルや誘導爆弾、偵察カメラポッドなど豊富な兵装パーツをセット。製作する機体に合わせて搭載できます。F-14A、F-14Dのキットには含まれないMk.82通常爆弾パーツも追加しました。
アフターバーナー使用時の全開状態を再現したエンジンノズルは内部のディテールも見ごたえ。
水平尾翼はポリキャップにより可動します。主翼と胴体とのすきまを埋めるエアバッグとシーリングパネルは主翼前進状態用のパーツを使用。
MiG撃墜機を含む4種類のマーキングや機体各部の注意書き、主翼の汚れ模様を再現するスライドマーク。キャノピー塗装用のマスクシールも用意しました。
4タイプのマーキングを紹介するカラー図と詳しい実機解説書が製作意欲を高めます。
精密な金属パーツで質感を高める「1/48 グラマン F-14トムキャット ディテールアップパーツセット」(別売)も用意。
MiG撃墜機を含むマーキング4種類をセット