Combat preparation complete. Start your engines.
「スニークサイト」はアースクライン・バイオメカニクス社が開発し、同社に委託された工廠によって生産された偵察任務特化型ヘキサギアである。
コンパクトなサイズとシンプルな設計、そして組み立てやすさをテーマとした小型モデル「オルタナティブ」シリーズ第一弾です。標準的なガバナー程度の組み立て工程でプラモデルを初めて制作する方でも簡単に組み立てることが可能です。
本日よりヘキサギアシリーズにおける新カテゴリの商品
「オルタナティブモデル」第一弾『スニークサイト』のご予約が開始となりました。
このオルタナティブモデルはM.S.Gギガンティックアームズに対するヘヴィウェポンユニット的な立ち位置にあたる商品であり“小型モデル”であることや色分けのオミットによる“コストダウン”を行うことで価格をガバナー程度の価格帯にまで落とすという目的によって開発を行っております。
※画像は塗装完成見本です。実際の成型色はロード・インパルスのブラックと同じ色となり単色成型となります。
すべてはヘキサギアを初めてみたいけどガバナーと一緒に買うとそれなりの価格になってしまい、購入を迷っているという「ルーキー」にヘキサギアの楽しさを知ってほしいという思いから始まりました。
現在このオルタナティブモデルとして商品化が決定しているのは動物型ドローンである「スニークサイト」、普遍的な軍用バイク「クロスレイダー」、組み換えに特化した人型「ヒューマノイド・ジェスター」の3種となります。
第三世代系、第二世代系、ガバナー系とラインナップも幅広く予定しており、どのキャラクターも大量に配備されることを前提としたキャラクターとして描かれておりますのでルーキーだけでなく、すでにガバナーとして楽しんでくれている方へもオススメの内容となっておりますのでどうぞ宜しくお願い致します。
さて、ここからは本製品の商品企画や機構試作を担当した公式ガバナー「糸山 雄大」氏にバトンタッチし、商品の詳細について語ってもらいたいと思います。
後は宜しく!(YUKI)
と、いうわけでお久しぶりの公式ガバナー糸山が「スニークサイト」について
ご紹介いたしまカッコイイ!かっこいいよぉおお!
この超カッコイェエデザインは第三世代ヘキサギアでおなじみのMORUGA氏にお願いしたのですが、お互いに出し合ったアイデアを反映しながら試作モデルを何度も改造しつつ打ち合わせを重ねた結果、少ないパーツ数でありながら大型ヘキサギアの魅力をギュッと凝縮したようなメカニカルな魅力と有機的な可動の両立を実現しております。こういった試作モデルは普段はほぼ表に出る事は無いのですが、ちょうど先日発掘されて机の上に居ましたのでこの機会にスニークサイトの物をちょっとだけご紹介してみます。
イーグル試作一号三式さん(左) と 試作二号改さん(右)です。 心なしか嬉しそう(笑)
一号はとりあえずアイデアのプレゼン&たたき台としてのニュアンスが強く、可動モデルとしても分解可能な部品群としてもかなり複雑な構造になっています。ガバナーとの合体や各部品のブロックとしての意味、可動モデルとして必要なポーズ等の資料はこのモデルで作成しています。そしてコスト面の調整とモルガ氏の第一稿を受けて製作したのが二号。色々いじってかなり商品に近い構造まで行きつつ、あくまで確認のため必要最低限の胴体、片翼、片脚という構成です。ご覧の通り大半はどこかで見た事のあるグレーの部品(笑)で構成されていますが、実際の「遊び味」を確認しつつ成型方向なども打ち合わせ時に説明できるため、最近の商品ではブースターパックのバギーでも同様の試作品を作成しています。このあたりは企画の内容や企画者の企画の*め方によって作ったり、作らなかったりはありますが、組み立て分解が“キモ”になるキットブロックには特に必要な工程かもしれません。
そんなこんなで、何とか商品化まで漕ぎ着けた“オルタナティブ”ですので
おそらくYUKIが既に紹介してくれている「入門に最適!!」のポイントとなる
「お値段、組み立てやすさ、デザインのカッコよさ」については商品画像からもビシバシ感じてもらえていると思います!まずはこの一体に触れていただければと!
そこから先は、、、既にガバナーですという皆さんはもう経験済みかと思いますが、ヘキサに入門するって事は、、、ね?
いやいや、私はまず一体を手にとって頂いて、しっかり遊んでみてからでもぜんぜん大丈夫だと思うんですけどね?
せっかく試作機で遊びこんで構造を煮詰めた本人が紹介するわけですから、、、ね?
と、いうわけで!
ここからは組み換え例を交えつつパーツ素材としての魅力をご紹介したいと思います!
まずは胴体!赤丸部分はいわゆる3mm径凸に分類される接続部です。
しかし!これまでと違い、「首と股関節のボール」も3mmに対応しました!
そして肩や腰の接続に使用しているのは「5㎜ボールに3mm穴開けたヤツ」!
胸前面にはヘキサ孔もあるので、まさに3mmと5mmとヘキサグラムのスクランブル交差点なわけです!!
この辺を使ってまずは、、、
こうじゃ!
そのまま小型機のフレームにしても良いですが、これらを基部として外装パーツを取り付ける事で3mm接続でありながらボールジョイントの利点である柔軟な角度を持った接続が可能となります!全体画像にある脚部も「フトモモとスネ」、「スネと手首」、「手首と指」を3mm規格で、しかもそれぞれ違う方向、種類を持った接続方式としているので、それらを組み合わせる事で大型モデルの細部をより自由に構築することができます。
頭部や胸部はもちろん、例えばスネに、はたまた肩に、微妙な斜めの面が欲しい時!左右用で二体購入しましょう。。。
そして胴体を、、、こうじゃ!
当然無限に繋がりますね、はい。
画像では直接3mmボールを差し込んで接続していますが、間にもう一工夫すれば更にボール可動が活きると思います。竜のしっぽか、虫の腹か、もしくは巨人の指か!今なら左右に 3mm軸も生えてます!
繋ぎたいだけ購入しましょう。。。
次、もう一回あし!
ここが、、、こうじゃ!
なんていうかもう…繋ぎたいだけ購入しま(ry
さておき、スニークサイトのサイズ感はマイガバナーのカスタムも視野に入れておりますので頭部をガバナーのものと交換したり、爪部分はそのままガバナーの手首と交換したり、白麟角の拡張義肢の先端のアームとも互換しますし、肩付け根の5㎜プラボールを使えばケツァールのバックパックから直接羽根を生やすなんて事もできます。
てなワケで羽も!
チョイ足しでこうとか (あ!羽根の先端が丸いのはテストショットだからです)
まあ当然こんなのもできます!
画像では何となく接続していますが、これらに加えて尾羽も3mm規格の3分割でかなり使いやすいと思います!「接続方向と固定角度の自由度」「手ごろなサイズの装甲板」さらに「無限連結」という中~大型モデルの細部の引き締めにも便利なパーツの集合で構成されているので、埋めたいスキマのぶんだけ購n(ry
そして最後はゴロっと使ってみましょう。
羽根と頭をガバナーに取られた残りを使って
こうと、こうじゃ!
えーと、両手と両足となると四体こ(ry
フヒィー…まだまだ遊んでられますがパーツ解説はとりあえずこの辺にしておきましょう。
つまりこのブログで何が言いたかったかというと、大目的としては最初に申し上げた通り「ヘキサに興味を持ちつつ悩んでいるお客様に手に取っていただきやすい商品」
を作りたかった、そして作った、なのですが、、、ここまで見て頂いたとおり「遊び味」は紛うことなくヘキサギアのそれであり、いつも通り全くブレーキを踏んでおりません(笑)
そして¥1,500というお値打ち価格!熟練ガバナーの皆さんにも色んな意味でいつも通り楽しんで頂けること請け合いのスニークサイト、ぜひ、お友達にもオススメして下さい!
【オマケ】
YUKIからの要請でフレームアームズ・ガールの組み合わせをご紹介。
冒頭でケツァールとの対比をご覧いただきました。ガバナーにとってはかなり巨大なサポートメカであるわけですが、スケールがほぼ倍となるフレームアームズ・ガールなどの150mm相当のモデルに対しては画像のような対比になります。
背中に装着して、簡易飛行ユニットとなってみたり。
商品の方向性としてはヘヴィウェポンのキラービークが近い感じです。手ごろな翼パーツが欲しいという方にもオススメ!
では今回はこの辺りで失礼!
また次回!